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ITイノベーション×統合医療の実現を目指して、呉竹学園、リテラスメディカと三者共同実証実験を開始しました

2018.04.20 リリース

鍼灸整骨院の運営支援事業を行っているiCureテクノロジー株式会社(本社:大阪市港区、代表取締役社長:小泉英一、以下iCure)は、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師の養成を行っている学校法人呉竹学園 東京医療専門学校(本部:東京都新宿区、学校長:齊藤秀樹、以下呉竹学園)、並びに医療支援システムのソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・販売を行うLITERRAS MEDICA株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:織田 聡、以下LITERRAS MEDICA)と三者共同で「みんなのカルテ®」の実証実験を開始いたしました。

 

 

■鍼灸柔整業界にITイノベーションを起こし、統合医療の実現を目指します

当社はこれまで、鍼灸整骨院や訪問鍼灸を通し、施術サービスを提供することで地域の健康に貢献してまいりました。

しかし、地域医療の大きな課題として、日常生活で病気やケガをした時に、各専門機関が連携されていないという理由で、どこに行けば治療できるのか分かりづらくなっているということが挙げられます。

 

ITリテラシーがまだまだ低い鍼灸・接骨業界に電子カルテを提供することで業界にイノベーションを起こし、また医療機関等とも連携していけるような診療ネットワークの基盤を築くことで、将来的には、患者様がベストな選択を可能とする理想的な統合医療を実現していきます。

 

■当社が目指すITイノベーション×統合医療に共感した三者で共同実証実験を行います

呉竹学園はかねてより伝統医学教育と現代医学教育を掛け合わせた教育を行ってきており、電子カルテを利用した先進的なカリキュラムの導入することで、学生のITリテラシー強化、ならびに業界全体のITスキルの向上に期待しています。また、呉竹学園が運営している複数のクリニックと情報連携していくことで、患者様の一元管理が可能となり、医療連携を可能としていきます。

 

また、LITERRAS MEDICAは現役医師である織田社長を筆頭にして、鍼灸接骨院や医療、介護など多職種間での連携支援を目指した電子カルテ「みんなのカルテ®」を開発してきました。更に、現在は当社との共同により、鍼灸・柔整業界に特化したITソリューション「Robonect(仮称)」を開発し、業界のITスキル向上ならびに多職種間のカルテ連携を目指しております。(参照URL:https://icure-tech.co.jp/release/209/

 

当社は呉竹学園、LITERRAS MEDICAと共同の実証実験を行うことで、事実上の業界の標準モデルとなる電子カルテをつくり、全国に普及させていくことで、ITイノベーションを起こしていきます。

 

■実験内容

呉竹学園 東京医療専門学校の付属鍼灸施術所を実証現場として「みんなのカルテ®」を利用していただき、システム利用効果の確認、改善要望の抽出、運用上の課題を確認していきます。

 

また、浮かび上がってきた課題・改善点については、かねてよりLITERRAS MEDICAとiCureが共同開発を進めている「Robonect(仮称)」にも応用していくことで、鍼灸整骨院で更に使いやすくなるよう実現していきます。

※Robonect(仮称)についてはこちら